総合病院精神科に関する基礎調査へのご協力のお願い

時下、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は日本総合病院精神医学会の活動につきまして、ご理解とご協力を賜り誠に有難うございます。

総合病院精神科には、自殺企図をはじめとする救命救急医療、高齢者医療、緩和医療、身体合併症治療、臨床研修制度など多岐に渡る分野での貢献が期待されている一方で、全国的にみても医師確保が困難であり、さらに十分な医療経済的な評価がなされないため、厳しい運営を強いられております。今後総合病院精神科が精神科医療の地域における中核としてその機能を十分の発揮するためには、医療政策上その必要性が評価され、診療報酬への反映が必要であると思われます。そのためには現在の状況を基礎調査によって正確に把握することが必要であり、当学会では2002年より基礎調査を2年ごとに実施しております。今回の調査は令和元年度のデータについての調査のためCovid-19の影響が予測されますが、その影響も含めて現状を把握するため例年同様の調査を実施いたします。

調査・集計についてはデータ調査会社「Psilocybe」に委託して、一般病院併設精神科を開設の全国の約800病院に調査のご協力をお願い申し上げております。ご回答いただいた結果は、個別の施設が同定できないような形で集計し、結果がまとまり次第ご報告申し上げます。また学会や学会誌等で集計や解析の結果報告を発信させていただく予定ですので、この点についてもご了解いただけましたら幸いです。なお、本調査は学会活動に関する目的以外で使用されることはありません。

できるだけ多くの施設のご協力をいただけますようにお願い申し上げる次第です。

一般社団法人 日本総合病院精神医学会
理事長 西村勝治
医療政策委員会
診療報酬問題委員会

 


回答の締切日を令和3年3月31日(水)まで延長いたしました。
(最終締め切りになります)


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調査の概要と回答方法